不動産投資物件のパンフレットや図面はここを見よう

方角、階数、立地、管理体制をチェックする

方角、階数、立地、管理体制をチェックする不動産投資を行なううえで不動産物件を紹介されるとき、必ずW販売図面Wを提示されます。 そこには、部屋の間取り、向き、価格、所番地、建物全体の戸数、管理状況、施工主、建設業者、広さなど、その物件に関するあらゆる情報が書いてあります。

あまりにもいろいろなことが書いてあって、何から見たらいいか、また優先順位をどうつけたらいいのかわからないという人がいるかもしれません。そこで図面を見る時の優先順位をご紹介します。

1.価格

自分の購入可能範囲のなかに、物件価格が入っていなければ、図面を見たところで意味がありません。

2.坪数と坪単価

いくら買える価格であっても狭くて坪単価が高ければ、お買い得物件ではありません。その近くの物件の調査も大切です。

3.向き

ワンルームなら借り手が単身者や事務所に使うことが多いのでこだわらなくてもよいのですが、ファミリータイプであれば、少しでも南に向いていることが絶対条件。

4.階数

できれば2階以上、欲を言えば5階以上の高いところのほうが眺望がよく、ワンルームであれば比較的高い家賃を設定できる。

5.立地

駅から何分で、中心駅まで乗り換えは何回か、まわりには商店街、銀行、病院といった生活設備が整っているか。

6管理体制

住み込みにしろ、毎日通ってくるにしろ、常駐がよい。建物の維持管理と入居者のメリットを考えると、週に一、二回来る巡回ではダメ。とはいえ、ワンルームマンションであれば住み込みはほぼないので、通っているかどうかをチェックしましょう。

「自分が住むのなら」という目で図面を見よ

「自分が住むのなら」という目で図面を見よマンションの売り物件が100パーセント自分の好みに合うというのはほとんどありません

ですから、ここだけはどうしても譲れないというものを、自分のなかに持っておくことが大切です。間取り、階数、管理状況、駅からの距離、自分が住みたくなるようなものであれば、借り主も「ここに決めよう」と思うものです。

不動産投資物件を選ぶ上で、まず自分が住んでみたいと思うかどうかが、大切なポイントになります。

販売図面もそういう視点でチェックすれば、間違いない

販売図面も、結局はそういう視点でチェックすれば、間違いないといってよいでしよう。図面には、購買意欲をそそるようなキャッチフレーズが書いてあったりしますが、そんな言葉にまどわされてはいけません。

徹底的に図面と実物を見比べて、「自分が住むのなら」という目でチェックして下さい。
またパンフレットの場合、新築物件ばかりですから、きわめて魅力的に、格調高く写っています。

立地や完成した後の状況もよく調べて決める

実際のモデルルームをよく見て、さらにそこの立地や完成した後の状況もよく調べて決めて下さい。例えば「四階で南向きだから陽はよく当たるだろう」と思っていると、すぐ前にもっと高い建物があったりしてたいへんな買いもの損をすることになります。十分注意して事前の調査をして下さい。

図面とか完成予定図は、いかにも素晴らしい物件であるかのようにつくられています。しかし図面はあくまで図面です。しつこいぐらいに実物をチェックする習慣を身につけて下さい。不動産屋には必ず物件まで連れて行ってもらってください。そうすれば、手抜き工事を見破ることもできるものです。

このページのトップへ >>次のページへ

不動産投資のアドバイスはお任せください

不動産投資物件を選ぶポイント

その他